臨床工学室
臨床工学技士は生命維持管理装置を保守・点検・操作・管理を行う職種で血液浄化業務、機器管理業務、手術室業務、血管造影室業務に関わっています。
血液浄化業務
慢性腎不全の患者さんに週3回の3~4時間の血液透析を行っています。また、病棟においては全身状態が悪く24時間透析が必要な患者さんに持続的血液濾過透析、敗血症時のエンドトキシン吸着、他に腹水濾過濃縮再静注法、血漿交換などを行っています。
機器管理業務
人工呼吸器、輸液ポンプ、シリンジポンプなどの医療機器を中央管理し、保守・点検・修理を行っています。また、機器の購入にあたっては、安全性、操作性、経済性などを総合評価し機種の選定を行っています。
手術室業務
麻酔器、動脈圧心拍出量計、脳ナビゲーションなどの医療機器の保守・点検・セッティング、操作を行っています。
血管造影室業務
血管カテーテル検査・治療中のポリグラフの操作、時に徐脈になった患者さんに一時ペーシング、重度の低血圧に対しての大動脈内バルーンパンピング装置の操作を行っています。また、ペースメーカ埋め込み時のペースメーカの操作を行っています。