年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	177	121	136	232	321	916	1353	1354	386

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
040081xx99x00x	誤嚥性肺炎　手術なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	55	31.75	20.83	36.36	84.80
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病　なし	46	19.17	12.34	17.39	79.13
0400801499x001	肺炎等（市中肺炎かつ７５歳以上）　手術なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし　Ａ－ＤＲＯＰ　スコア１	23	19.22	13.51	17.39	85.48
050130xx99000x	心不全　手術なし　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	21	20.67	17.71	4.76	82.95
0400801499x002	肺炎等（市中肺炎かつ７５歳以上）　手術なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし　Ａ－ＤＲＯＰ　スコア２	18	19.89	15.12	11.11	84.22

　入院患者は高齢者の感染症（肺炎、尿路感染症）が多いのが現状です。高齢のため心不全、不整脈、電解質異常の併存が多く、複数の健康問題を同時に治療する必要があります。
　また、寝たきり予防のために入院当初から早期離床を目的に急性期リハビリが介入しています。急性期を過ぎた後、家族構成や家族の介護力の問題で自宅復帰が難しい患者さんは、退院調整に時間がかかることがしばしばあります。急性期病棟から地域包括ケア病棟に転床し、維持期リハビリを提供しながら退院先を探すこととなっています。一般病棟での在宅復帰率は95％、地域包括ケア病棟での在宅復帰率は84％となっています。また、一般病棟での平均在院日数は17日程度、地域包括ケア病棟は19日程度となっています。

消化器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎　限局性腹腔膿瘍手術等　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	71	13.55	10.61	12.68	74.30
060100xx01xx0x	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。）　内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　定義副傷病　なし	35	3.34	2.68	0.00	75.63
060102xx99xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　手術なし	32	7.56	7.87	3.13	72.16
060020xx04x0xx	胃の悪性腫瘍　内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　手術・処置等２　なし	31	14.71	8.73	3.23	72.96
060102xx02xxxx	穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患　小腸結腸内視鏡的止血術等	17	15.41	10.36	0.00	75.76

　24時間専門医、専任技師の対応できる内視鏡センターを設置しており、急性胆道感染症や消化管出血などの緊急内視鏡治療が必要な救急疾患を積極的に受け入れております。同センターでは、待機的に全消化管の腫瘍性病変の内視鏡治療も多数受け入れております。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
050130xx99000x	心不全　手術なし　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	50	22.54	17.71	4.00	82.82
050050xx99100x	狭心症、慢性虚血性心疾患　手術なし　手術・処置等１　１あり　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	31	3.71	3.03	3.23	70.48
050210xx97000x	徐脈性不整脈　手術あり　手術・処置等１　なし、１、３あり　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	24	17.50	11.21	0.00	78.17
050050xx02000x	狭心症、慢性虚血性心疾患　経皮的冠動脈形成術等　手術・処置等１　なし、１、２あり　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	20	6.25	4.62	0.00	72.30
050070xx99000x	頻脈性不整脈　手術なし　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	18	12.00	7.71	0.00	78.17

　心不全、虚血性心疾患、不整脈による入院が多いですが、高齢者が多いため、早期にリハビリテーションを開始して、退院を目指しています。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
060335xx02000x	胆嚢水腫、胆嚢炎等　腹腔鏡下胆嚢摘出術等　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	44	9.36	7.40	0.00	63.11
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（１５歳以上）　ヘルニア手術　鼠径ヘルニア	42	7.50	5.15	0.00	69.33
090010xx01x0xx	乳房の悪性腫瘍　乳腺悪性腫瘍手術　乳房部分切除術（腋窩部郭清を伴うもの（内視鏡下によるものを含む。））等　手術・処置等２　なし	27	15.78	11.45	0.00	70.26
060160x002xxxx	鼠径ヘルニア（１５歳以上）　腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	26	6.69	4.85	0.00	65.77
060210xx9910xx	ヘルニアの記載のない腸閉塞　手術なし　手術・処置等１　あり　手術・処置等２　なし	22	15.82	13.52	18.18	75.77

　消化器外科中心に手術を行っています。腹腔鏡下手術が増加しています。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
160620xx01xxxx	肘、膝の外傷（スポーツ障害等を含む。）　腱縫合術等	99	23.69	11.41	0.00	28.86
160800xx01xxxx	股関節大腿近位骨折　人工骨頭挿入術　肩、股等	89	48.12	27.09	46.07	84.07
160690xx99xx0x	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。）　手術なし　定義副傷病　なし	36	29.64	19.94	13.89	77.25
160760xx97xx0x	前腕の骨折　手術あり　定義副傷病　なし	32	12.66	5.21	3.13	60.84
070085xx97xxxx	滑膜炎、腱鞘炎、軟骨などの炎症（上肢以外）　手術あり	24	11.88	13.94	0.00	31.50

　2次救急病院であり、外傷の患者さんを多く診療しています。また、専門医によるスポーツ外来を開設しており、膝関節、足関節を中心として、手術、リハビリを行っています。
　レノファ山口チームドクターとして2名、サッカー国体選抜スタッフトレーナーとしてPT2名、高体連サッカーチームにPT2名参加していますが、2018年8月よりスポーツリハビリセンターも開設し、更に専門性に特化し、現場へ直結したサポートを心がけています。

脳神経外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
010060x2990401	脳梗塞（脳卒中発症３日目以内、かつ、ＪＣＳ１０未満）　手術なし　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　４あり　定義副傷病　なし　発症前Ｒａｎｋｉｎ　Ｓｃａｌｅ　０、１又は２	73	38.86	16.38	9.59	71.15
010030xx9910xx	未破裂脳動脈瘤　手術なし　手術・処置等１　あり　手術・処置等２　なし	68	2.10	3.14	0.00	67.25
010040x099x00x	非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）（ＪＣＳ１０未満）　手術なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	53	51.94	19.10	22.64	69.49
160100xx97x00x	頭蓋・頭蓋内損傷　その他の手術あり　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	49	18.00	9.68	18.37	75.92
010230xx99x00x	てんかん　手術なし　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	31	10.97	6.32	19.35	68.39

　入院患者数は、脳梗塞が最多で、次いで未破裂動脈瘤です。脳梗塞は、適応があればtPA血栓溶解療法、血管内治療 (回収療法)、血行再建術を行なっています。動脈瘤は検査入院 (術前、術後)の症例が反映されています。破裂のリスクの高い症例は血管内治療、開頭クリッピング術などの根治術を行なっています。

眼科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
020110xx97xxx0	白内障、水晶体の疾患　手術あり　片眼	297	4.00	2.85	0.61	74.93
020110xx97xxx1	白内障、水晶体の疾患　手術あり　両眼	35	9.57	5.90	5.71	79.86
020230xx97x0xx	眼瞼下垂　手術あり　手術・処置等２　なし	-	-	3.29	-	-
020220xx97xxx0	緑内障　手術あり　片眼	-	-	8.51	-	-
020200xx9710xx	黄斑、後極変性　手術あり　手術・処置等１　あり　手術・処置等２　なし	-	-	7.31	-	-

　白内障手術は、年間300件以上行っており、眼科の主な手術です。日帰りでなく入院でも受けることができるため、通院の負担を減らすことができます。
　眼瞼下垂の手術は、美容形成目的ではなく、病的な状態に進行した方が対象で、病状に応じて眼瞼の筋腱を短縮する術式や弛緩した眼瞼皮膚を切除する術式を行います。
　緑内障手術は、薬物治療を行っても病気の進行が抑えられない方に行います。
　黄斑の手術としては、網膜の中心に起きる黄斑上膜（網膜前膜）、黄斑円孔などに対する硝子体手術を行っています。

耳鼻咽喉科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
030400xx99xxxx	前庭機能障害　手術なし	55	5.45	5.15	0.00	70.53
030390xx99xxxx	顔面神経障害　手術なし	13	14.46	9.45	0.00	51.69
030428xxxxxxxx	突発性難聴	10	10.50	9.18	0.00	52.50
030240xx99xxxx	扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎　手術なし	-	-	5.48	-	-
030300xx99xxxx	声帯の疾患（その他）　手術なし	-	-	5.64	-	-

　急性期のめまい、顔面麻痺、突発性難聴の急性期の入院治療を行っています。中枢性の場合は、脳外科、神経内科等と連携し、適切に対応しています。

皮膚科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
080007xx010xxx	皮膚の良性新生物　皮膚、皮下腫瘍摘出術（露出部）等　手術・処置等１　なし	21	3.19	4.14	0.00	65.29
080020xxxxxxxx	帯状疱疹	19	7.53	8.95	0.00	79.37
080011xx99xxxx	急性膿皮症　手術なし	12	13.25	11.73	0.00	61.83
080090xxxxxxxx	紅斑症	-	-	10.37	-	-
160660xxxx0xxx	皮下軟部損傷・挫滅損傷、開放創　手術・処置等１　なし	-	-	10.25	-	-

　当科では、皮膚症状がある疾患のすべてを治療対象としています。もちろん、高齢者に加え、母斑症など乳幼児にみられる疾患も診ています。母斑細胞母斑などの皮膚良性腫瘍の日帰り手術にも積極的に取り組んでいます。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
110070xx0200xx	膀胱腫瘍　膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　手術・処置等１　なし　手術・処置等２　なし	48	11.29	7.31	0.00	70.15
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍　手術なし　手術・処置等１　あり	44	3.05	2.67	0.00	72.50
11022xxx03xxxx	男性生殖器疾患　精索静脈瘤手術等	38	3.00	3.24	0.00	34.13
110310xx99xx0x	腎臓または尿路の感染症　手術なし　定義副傷病　なし	15	13.40	12.34	13.33	71.87
110200xx02xxxx	前立腺肥大症等　経尿道的前立腺手術	10	13.30	9.73	0.00	68.90

　尿路悪性腫瘍に対し、診断、治療を行っています。排尿障害や尿路感染症に対しても積極的に治療を行っています。男性不妊症に関しては、県内外から多くの患者さんを受け入れています。

糖尿病血液科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均在院日数（自院）	平均在院日数（全国）	転院率	平均年齢
130030xx99x40x	非ホジキンリンパ腫　手術なし　手術・処置等２　４あり　定義副傷病　なし	26	25.31	16.48	3.85	75.15
100071xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全あり。）　手術なし　手術・処置等２　１あり　定義副傷病　なし　８５歳未満	19	17.89	14.63	10.53	68.11
100070xx99x100	２型糖尿病（糖尿病性ケトアシドーシスを除く。）（末梢循環不全なし。）　手術なし　手術・処置等２　１あり　定義副傷病　なし　８５歳未満	16	13.38	14.27	0.00	56.13
130040xx99x5xx	多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物　手術なし　手術・処置等２　５あり	-	-	24.70	-	-
130060xx97x00x	骨髄異形成症候群　手術あり　手術・処置等２　なし　定義副傷病　なし	-	-	15.47	-	-

　リンパ腫、骨髄腫、骨髄異形成症候群等の血液疾患が中心です。化学療法を行いますが、高齢者が多いため、入退院を繰り返したり、リハビリが必要になったりします。
　糖尿病患者さんの入院では、インスリン導入やシックディ治療を行っています。高齢者で自己管理が難しい場合には、家族や社会的サービスの協力や調整も行っています。

	初発	再発	病期分類基準（※）	版数
Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	37	-	-	-	14	-	1	7
大腸癌	-	17	18	-	-	-	2	7
乳癌	-	14	-	-	-	-	1	7
肺癌	-	-	-	-	-	-	1	7
肝癌	-	-	-	-	-	25	2	7

	患者数	平均在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	82	19.45	80.76
重症	10	34.90	89.30
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
3日以内	226	48.20	74.39	14.57
その他	28	32.86	74.68	2.36

消化器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	55	1.75	18.91	20.00	78.65
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満	45	3.62	3.02	0.00	78.93
K6532	内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術　早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術	34	0.97	12.53	2.94	72.97
K654	内視鏡的消化管止血術	24	1.58	26.67	20.83	73.50
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	22	1.18	12.32	9.09	64.59

　EUS経口胆管鏡などの特殊機器を常備しており、様々な胆膵領域の治療が可能です。特に十二指腸、大腸のステントの留置は、この地域で最も多く手がけています。ESDを中心とした内視鏡的消化管腫瘍の切除も多数手がけており、特に治療の難しい大腸や十二指腸の腫瘍も積極的に取り組んでいます。
　消化管出血に対する治療は、特殊クリップやAPCなど、あらゆる止血法が常時可能です。内視鏡で止血困難な場合は、血管塞栓術による治療を組み合わせることも可能です。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	20	5.30	14.65	0.00	80.05
K5493	経皮的冠動脈ステント留置術（その他）	19	1.63	6.16	5.26	74.32
K5491	経皮的冠動脈ステント留置術　急性心筋梗塞に対するもの	18	0.11	18.06	5.56	73.33
K597-2	ペースメーカー交換術	-	-	-	-	-
K5463	経皮的冠動脈形成術　その他のもの	-	-	-	-	-

　ペースメーカー植込み術及び経皮的冠動脈インターベンションを行っておりますが、高齢者が多いため、術後のリハビリテーションを行った後、退院するケースが多いです。

外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	73	2.10	10.14	4.11	64.26
K6335	ヘルニア手術　鼠径ヘルニア	43	1.26	5.07	0.00	67.84
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	26	1.42	4.27	0.00	65.77
K718-22	腹腔鏡下虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴うもの	19	0.42	8.05	0.00	51.63
K719-3	腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術	18	9.00	28.83	5.56	71.44

　胆石、虫垂炎は、ほぼ腹腔鏡下手術です。大腸がん、胃がん手術も内視鏡下手術が増加しています。

整形外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K0461	骨折観血的手術（肩甲骨,上腕,大腿）	77	3.66	45.09	40.26	83.36
K0483	骨内異物（挿入物を含む）除去術（前腕,下腿）	50	1.20	3.82	0.00	45.90
K0811	人工骨頭挿入術（肩,股）	38	3.95	41.05	44.74	81.79
K079-21	関節鏡下靱帯断裂形成手術（十字靱帯）	35	2.49	27.97	0.00	20.11
K0462	骨折観血的手術（前腕,下腿）	34	2.41	24.56	2.94	61.85

　外傷（転倒、転落、交通事故等）に対して、24時間365日体制で診療を行っており、緊急手術も対応可能です。また、スポーツ外来から膝、足関節の手術を希望される患者さんも多く、鏡視下にて手術を行っています。
　術後の経過観察も行っておりますので、骨内異物除去術（抜釘）の件数も多いです。

脳神経外科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K164-2	慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術	59	1.93	17.73	22.03	79.81
K1692	頭蓋内腫瘍摘出術（その他）	56	5.23	35.96	26.79	62.79
K609-2	経皮的頸動脈ステント留置術	33	16.73	27.76	15.15	76.73
K1781	脳血管内手術（１箇所）	23	2.83	20.26	0.00	64.30
K1742	水頭症手術　シャント手術	19	14.95	29.26	26.32	75.32

　慢性硬膜下血腫が最も多いのは、高齢社会を反映したものと推測されます。当院では、脳腫瘍手術は、モニタリングや覚醒下手術など、先進手術を行なっており、中四国地方でも屈指の実績があります。また、血管内手術では、血管内指導医による高度な手術を行なっています。水頭症は近年高齢者の正常圧水頭症が増えたためと考えられます。

眼科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K2821ﾛ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（その他）	329	0.26	3.39	0.91	75.46
K2801	硝子体茎顕微鏡下離断術（網膜付着組織を含む）	10	0.00	8.40	0.00	72.90
K224	翼状片手術（弁の移植を要する）	-	-	-	-	-
K2821ｲ	水晶体再建術（眼内レンズを挿入する場合）（縫着レンズ挿入）	-	-	-	-	-
K2193	眼瞼下垂症手術（その他）	-	-	-	-	-

　白内障手術は、年間300件以上行っており、眼科の主な手術です。日帰りでなく入院でも受けることができるため、通院の負担を減らすことができます。また、以前に受けた白内障手術後で水晶体がない方や眼内レンズの位置ずれを生じた方には、眼内レンズを眼球に縫い付ける縫着術で新しいレンズを入れることができます。
　硝子体手術は、主に黄斑上膜、黄斑円孔、硝子体出血に対して行います。病状に応じて白内障と同時に手術を行う場合もあります。
　翼状片手術は、翼状片による視野異常や角膜乱視の軽減のために行います。再発予防のため、翼状片の切除だけでなく結膜弁の移植も行っています。
　眼瞼下垂の手術は、病的に進行した方が対象で、病状に応じて眼瞼の筋腱を短縮する術式や弛緩した眼瞼皮膚を切除する術式を行います。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均術前日数	平均術後日数	転院率	平均年齢
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	48	3.13	7.17	0.00	70.15
K834	精索静脈瘤手術	38	1.00	1.00	0.00	34.13
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	14	5.86	11.93	28.57	74.36
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）	10	1.90	10.40	0.00	68.90
K610-3	内シャント設置術	-	-	-	-	-

　膀胱の悪性腫瘍に関しては、手術や化学療法など集学的な治療を行っています。
当院には、男性不妊外来があり、手術も積極的に行っています。また、前立腺肥大症に対する内視鏡治療も積極的に行っています。

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
130100	播種性血管内凝固症候群	異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	-
180010	敗血症	異なる	30	0.59
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
180035	その他の真菌感染症	異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	13	0.25
180040	手術・処置等の合併症	異なる	17	0.33

平成29年度 医療法人社団 宇部興産中央病院 病院指標

平成29年度医療法人社団　宇部興産中央病院病院指標