Home > 病院のご紹介 > 宇部中央病院について

院長挨拶


院長 西崎隆文
   当院は1953年に結核療養所「宇部興産サナトリウム」が、周防灘を望む宇部市西岐波の高台に建てられたのが始まりで、今年で開設71年になります。1966年に「宇部興産中央病院」に改称し1981年に総合病院として承認を受け1984年に夜間救急医療を開始。その後、脳疾患治療センター、消化器内視鏡センター、救急センター、透析センター、リハビリテーション、ハイケアユニット、健診センターを開設しました。2014年に本社 (宇部興産: 現UBE)から独立法人化 (医療法人社団)し、2015年に地域医療支援病院として承認されました。2017年に新病棟をオープンし、最新医療機器導入などさまざまな設備を更新し、脳疾患、がん、心疾患、糖尿病、整形外科疾患、眼科疾患、泌尿器科疾患など専門性の高い治療と、宇部市の救急搬送の半数以上を受け入れる救急医療体制を整え、地域医療に不可欠な中核病院として着実に成長を遂げてきました。現在の病床数は384床で、高度急性期62床 (HCU 24床)、急性期237床、地域包括47床、回復期38床、標榜診療科目は22診療科です。昨年5月に新たにMRIを導入し、健診では全身がん診断、乳がん検査、新たな脳ドック検査を開始しました。
 病院の使命は「高度専門治療」と「救急医療」の両立で、病院理念は「いつでも誰でも安心してかかれる中央病院。常に使命感を持ち協調して行動する中央病院」です。当院は本年10月に独立法人化 10年という節目を迎え、「宇部興産中央病院」から「宇部中央病院」に名称変更しました。これからも地域医療支援病院としての使命を果たし社会に貢献していく所存です。引き続き当院へのご支援をよろしくお願いいたします。

病院理念・方針


一、医の倫理と良心に従い、より良い医療の提供と医療安全に努めます。
一、患者さんの生命の尊厳と権利を尊重し、患者満足度の向上に努めます。
一、地域の中核病院として関係する地域医療・福祉機関との連携に努めます。
一、経営の健全化と職員満足度の向上に努めます。

患者さんの権利と責務


 当院では、「患者さんの権利」を尊重し、心の通った診療ができるよう努めます。
 患者さんをパートナーとして、医療に主体的に、積極的に参加していただくようご協力をお願いします。

 患者さんの権利

  • 患者さんは、誰でも平等で公正な医療を受けることができます。
  • 患者さんは、人間として尊厳が保たれます。
  • 患者さんは、病気や検査、治療方針について分かり易く、十分な説明を受けることができます。
  • 患者さんは、十分な説明を受け納得された上で、治療方法などを自らの意思で、選択または、拒否するとができます。
  • 患者さんは、別の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞きたい場合には申し出ることができます。
  • 患者さんは、ご自身の診療における記録などの開示を求めることができます。
  • 患者さんの個人情報やプライバシーは、保護されます。

 患者さんの責務

  • これまでの病気やケガのこと等、ご自身の健康に関することはできるだけ詳しく教えてください。
  • 治療上必要な指示や助言はお守りください。
  • すべての患者さんが適切な治療を受けられるように、病院の規則をお守りください。

病院の沿革

概要
1953 結核診療所「宇部興産サナトリウム」を開設
1966 「宇部興産中央病院」と改名
1981 総合病院の承認を取得
1990 外来棟・西病棟を新装改築
1997 療養病棟および健診センターを開設
1998 臓器提供施設に指定
2000 (財)日本医療機能評価機構の認定を取得
2003 臨床研修病院に指定
療養病棟を増設
2004 消化器内視鏡センターを拡張
2005 (財)日本医療機能評価機構の認定を更新
2006 回復期リハビリテーション病棟開設
2009 DPC病院へ移行
DPC病院の告示
2010 (財)日本医療機能評価機構認定証を取得 (Ver.6)
2011 災害派遣医療チーム(DMAT)の指定
ハイケアユニット病床開設(脳卒中センター)
2012 ハイケアユニット病床増床
2014 亜急性期病棟から地域包括ケア病棟へ変更
医療法人化
2015 地域医療支援病院承認
2016 (財)日本医療機能評価機構(3rdG Ver1.1)の認定を更新
2016 脳卒中センター増床
2017 新棟竣工
脳疾患治療センター(旧名称:脳卒中センター)を12床に増床
2018 スポーツ・関節鏡リハビリセンター新設
2019 新棟4階開設
2020 病院耐震工事に伴う病棟再編完了
2024 「宇部中央病院」と改名

歴代・病院長

宇部中央病院 歴代病院長
山内 美義 昭和28年 4月 ~ 昭和31年 5月
五十川 和男 昭和31年 6月 ~ 昭和58年 5月
渡邊 浩策 昭和58年 6月 ~ 平成 8年 5月
鈴木 敞 平成 8年 6月 ~ 平成13年 5月
阿美古 征生(院長代行) 平成13年 6月 ~ 平成13年 9月
篠崎 文彦 平成13年10月 ~ 平成18年 3月
阿美古 征生 平成18年 4月 ~ 平成21年 3月
福本 陽平 平成21年 4月 ~ 平成28年 3月
武藤 正彦 平成28年 4月 ~ 平成30年 3月
清水 昭彦 平成30年 4月 ~ 令和 4年 3月
西崎 隆文 令和 4年 4月 ~ 現在に至る

概況

ベッド数 一般病床 384床
患者数 [外来]
[入院]
451人/日
256人/日
標榜科 内科、消化器内科、循環器内科、脳神経内科、外科、消化器外科、整形外科、脳神経外科、皮膚科、耳鼻咽喉科、泌尿器科、産婦人科、眼科、放射線科、麻酔科、歯科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、糖尿病・血液内科、呼吸器内科、救急科、病理診断科(22診療科)
特殊外来 乳腺外来、ストーマ(人工肛門)外来、機能的脳外科外来、男性不妊外来、スポーツ外来、ペースメーカー外来、栄養相談、糖尿病教室、高血圧教室、在宅療養相談、禁煙外来、リンパ浮腫外来、三叉神経痛・顔面けいれん外来、肝臓特別外来、不整脈外来、心不全教室
従業員数 医師
(うち研修医)
看護師
医療技術者
事務その他
53名
6名
330名
147名
50名

施設認定

学会認定施設

  • 日本内科学会認定医制度教育関連病院
  • 日本循環器学会専門医研修施設
  • 日本神経学会専門医制度教育関連施設
  • 日本外科学会外科専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医修練施設
  • 日本消化器病学会認定施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本肝臓学会認定施設
  • 日本呼吸器外科学会指導医制度関連施設
  • 日本胸部外科学会関連施設
  • 日本乳癌学会関連施設
  • 日本脳神経外科学会専門医認定制度指定訓練病院
  • 日本脳卒中学会専門医認定制度研修教育病院
  • 日本整形外科学会認定医制度研修施設
  • 山口県医師会母体保護法指定医師研修機関
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本医学放射線学会専門医修練協力機関
  • 日本麻酔科学会麻酔指導病院
  • 日本ペインクリニック学会指定研修施設
  • 日本泌尿器科学会専門医教育施設
  • 日本静脈経腸栄養学会NST稼動施設
  • 日本皮膚科学会認定専門医研修施設

機関指定

  • 保険医療機関
  • 労災保険指定病院
  • 母体保護法指定医療機関
  • 生活保護指定病院
  • 身体障害者福祉法指定医
  • 更正医療指定病院
  • 結核予防法指定病院
  • 育成医療指定病院
  • 原子爆弾被爆者医療指定病院
  • 救急指定医療機関(二次救急病院)
  • 臨床研修指定病院
  • 労災保険二次健診指定医療機関
  • 小児特定疾患指定医療機関
  • 臓器提供施設
  • (財)日本医療機能評価機構認定病院
  • NCD施設会員
  • 地域医療支援病院

施設基準

01 施設基準届出状況

02 DPC係数

03 医科点数表第2章10部手術の通則

04 明細書の発行について

05 入院費食事療養費について

06 看護職員の人員配置

07 特別療養環境室(個室代)

08 保険外負担に関する事項について

09 保険外併用療養費について

10 コンタクトレンズ検査料について

11 院内トリアージ実施について

12 外来腫瘍化学療法診療料について

13 後発医薬品の積極的な使用について

14 長期収載品の選定療養費について

15 医療DXの推進について

16 医療情報取得加算について

17 医療従事者の負担軽減及び処遇改善に資する計画

病院の特色

宇部中央病院は、多くの医療技術提供が必要な急性期入院医療から在宅復帰されるまでのご支援を一貫して提供できる総合病院です。また、病気を予防・早期発見するための「健診センター」も併設しています。

「かかりつけ医」である地域の医療機関と地域連携(患者さんの診療情報の共有化、役割分担)をしながら、地域で患者さんの治療をバックアップしていきます。

「かかりつけ医」である地域の医療機関と地域連携(患者さんの診療情報の共有化、役割分担)をしながら、地域で患者さんの治療をバックアップしていきます。

病院シンボルロゴマーク

医療法人社団 宇部中央病院のシンボルロゴマークが決定