各種検査のご案内

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MRI検査

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MRI検査は強力な磁場と電磁波を用い体の断面を撮像する検査です。放射線を一切用いないため、放射線被ばくの心配はいりません。また、当院のMRI装置は高磁場装置かつ最新のAI技術を用いて画像再構成を行っているため、高画質化された精度の高い検査が可能です。
また、日本磁気共鳴専門技術者認定機構が認定したMRIの専門技師が検査に携わっているため、検査の精度と安全な検査に努めています。

以下の方は、MRI検査ができません。
ペースメーカー・除細動器・脳神経刺激装置・仙骨神経刺激装置、人工内耳、圧可変式(脳脊髄液)シャントバルブ、極度の閉所恐怖症*
*当院のMRI装置は、旧型装置に比べトンネル径が大きいため、軽度な閉所恐怖症の場合は検査可能な場合があります。
担当技師が検査途中にインターバルを設けるなど、可能な範囲で検査ができるよう丁寧な対応を取らせていただいております。
以下の方は、場合によって検査ができない場合があります。施行された病院へご確認をお願いいたします。
脳動脈瘤クリップ、その他の体内クリップ・人工関節・ステント・チューブ等、避妊リング、マグネット式義歯、磁石開閉式尿道キャップ
以下の装着品は、取り外す(除く)ことで検査可能です
カラーコンタクト・補聴器・入れ歯・アートネイル(ジェルネイル・マグネットネイル)*
増毛パウダー・スプレー・貼り薬(ニトローダムTTS, ニコチネルTTS, 血糖測定用センサー:ビブレ等)
*受検者様の火傷のリスクとMRI装置の故障原因となります。事前に取り外しご来院ください。

脳MRI検査

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「脳MRI検査」はMRI装置を用いて、脳の断面や血管を描出することができます。類似した検査にCT検査がありますが、CTでは放射線被ばくを伴うほか、脳血管を描出するために薬剤(造影剤)を用いますが、MRIでは薬剤を用いることなく脳血管を描出することができ、被ばくの心配もありません。検査時間は約25分程度です。
検査オプションとして、脳の萎縮度を評価する「VSRAD(ブイエスラド)解析」を行うことができます。アルツハイマー型認知症の早期発見を支援する目的で開発され、特に海馬付近の脳萎縮の程度を評価する検査です。原則、50歳以上の方が対象となります。
また、当院の脳ドックの特徴は、脳外科専門医および放射線診断専門医による2重読影を行っているため、画像診断の結果精度が高く、また宇部市内唯一の日本脳ドック学会認定施設です(2024年現在)。

認定証

全身MRIがん検査(ドゥイブス法)

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全身MRI検査はMRI装置を用いて、DWIBS(ドゥイブス)法*を利用し頚部から足の付け根までの広範囲を1度の検査でがん検索を行うことができる検査です。検査薬(造影剤など)を注射する必要がなく、放射線被ばくが無いほか、CTやPET検査が困難な糖尿病や腎不全の方も検査が受けられ、検査時間が比較的短い(約45分)ことも特徴です。
全身MRI検査は日帰りドックにオプションで追加していただくことが可能ですが、がん検出精度向上のために胸部CT検査を併用することをお勧めしております。
*DWIBS(ドゥイブス)法とは
悪性腫瘍は細胞密度が高いこと(細胞と細胞の間が狭い状態)に着目し、MRIの拡散強調画像というシーケンスを利用し、細胞間の水の動きをもとに悪性腫瘍を検索します。
2004年に東海大学の高原医師によって考案された比較的新しい検査方法です。
文献:Takahara T, Imai Y, Yamashita T, Yasuda S, Nasu S, Van Cauteren M. Diffusion weighted whole body imaging with background body signal suppression (DWIBS): technical improvement using free breathing, STIR and high resolution 3D display. Radiat Med. 2004 Jul-Aug;22(4):275-82

MRI乳がん検査

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画質認証MRI乳がん検診
認定施設マーク

MRI乳がん検査とは、MRI装置にてDWIBS(ドゥイブス)法*を用い、検査に痛みを伴わない新しい乳がん検診です。検査着を着たままうつ伏せで約15分間寝ていただき、乳房を圧迫しないため圧迫による痛みがありません。また、検査着を着たまま検査を行うため乳房を見られることなく、放射線を使用しないため被ばくの心配もありません。
本検査を用いれば、マンモグラフィではがんの検出が難しいとされている高濃度乳腺者にも有効とされ、また豊胸術や乳房の手術後の方も検査可能です。診断成績に関しても極めて高く、陽性適中率という指標では、一般的な乳がん検診の3〜4倍程度高い値を示しています。
より精度を高くご受検いただくため、最終月経開始日を1日目として、3〜21日目を推奨期間としております。
当院は県内唯一のドゥイブスサーチ社によるMRI乳がん検診認定施設です。
全国70施設で施行(2024年9月現在)

MRI乳がん検診

MRI乳がん検診について詳しくはこちら
(外部サイト)

マンモグラフィ検査

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マンモグラフィとは、乳房専用X線検査です。乳房を圧迫板で薄くした状態で撮影することで、乳房内の組織の差を写し出し、触診ではわからない小さながんや石灰化などを発見することができます。特にマンモグラフィでは、乳房を触ってもしこりがわからないようなタイプの乳がんを、石灰化病変として描出するのに優れています。マンモグラフィでの被ばく線量はごく少量となっていますので、毎年検査を受けられても問題はありません。検査を受けていただく際は、乳房の張りが少なく痛みの出にくい期間を推奨し、“生理直前から生理4〜5日目までを避けること”をお勧めします。
当院では、日本乳がん検診精度管理中央機構が認定する専門技師がマンモグラフィ検査に携わり、検査の質向上に努めています。

CT検査

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CT検査は、X線を用いて身体の断面を撮影する検査です。
胸部CT検査(肺ドック)では、数ミリの厚さで胸部断面を撮影することで、早期の肺がんや肺結核などの病変を見つけることができます。また、当院のCT装置は、被ばく低減技術を搭載しているため、低線量(通常検査の約1/10程度)にて検査を行っています。検査時間は約5分程度です。
当院では、肺がんCT検診認定機構にて認定を受けた技師が検査に携わり、被ばくや精度管理に努めています。

一般撮影

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一般撮影とはレントゲン撮影(X線撮影)のことです。身体を透過したX線の吸収の差を白黒の写真として画像化することで身体の状態を観察する検査です。胸部X線検査は、胸部に起こるさまざまな異常を見つけるきっかけになります。心臓の大きさ、左右の肺の病変が分かりますので、肺結核、肺炎・気管支炎などの肺の炎症、肺気腫・気胸・胸膜炎・肺線維症・心臓病・心肥大・胸部大動脈瘤などの病気が分かります。また、肺がんの発見にも繋がります。

胃X線(バリウム)検査

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胃X線検査とは、バリウムと発泡剤を飲用し、X線を照射し胃の状態を観察する検査です。発泡剤を飲むことで縮んだ胃を膨らませ、バリウムを飲むことで胃の粘膜にバリウムを付着させ、胃全体の大きさや粘膜の状態を観察することができます。そのため、検査中に体の向きを変えていたただくなど、技師の指示に合わせて動いていただきます。検査時間は約10分程度です。
当院では、日本消化器がん検診学会のガイドラインに則り、胃の動きを抑制する注射を行っておりません。受検者の負担が少なく、安心して検査を受けていただくことができます。
また、当院では、日本消化器がん検診学会の認定を受けた技師の指導のもと、撮影技術の向上はもとより、被ばく低減に向けた取り組みを行っています。

骨塩定量検査

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骨に含まれるカルシウムなどのミネラル成分の量を測定する検査で、骨粗しょう症や代謝性骨疾患の診断に役立ちます。また、骨の健康状態を数値化することにより、骨量の減少を早期に発見し、適切な予防や治療を行うことが可能になります。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

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胃カメラ検査では、内視鏡で食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、疑わしい病変があればその組織を採取できます。これによって、幅広い疾患の確定診断が可能になります。胃がん・食道がんなどの悪性疾患、逆流性食道炎、ポリープ、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など、上部消化管に起こりやすい疾患の発見をすることができます。

超音波検査

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腹部超音波検査

超音波を用いて、内臓から返ってくる反射波を画像化して評価する検査です。対象とする臓器は、肝臓、胆嚢、胆管、膵臓、腎臓、脾臓、腹部大動脈、前立腺、子宮などです。消化管ガスの影響や体型によって、描出が難しいことがあり、描出範囲内での評価となります。腫瘍や結石、脂肪肝等の生活習慣病と関連がある所見も発見できます。

頸動脈超音波検査

超音波を用いて、頸動脈の血管壁の厚さや血流を測定し、動脈硬化の程度を評価します。

心電図検査

心臓が拍動するときに微量な電気が心臓の筋肉から発生します。その電気信号を体の表面でとらえて記録したものが心電図です。脈の乱れ(不整脈)を調べたり、狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患の発見につながる検査です。

聴力検査

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低い周波数(1000Hz)と高い周波数(4000Hz)の音が聞こえるかどうかを調べる検査です。この検査では中耳炎、先天性難聴、騒音性難聴等の可能性の有無を調べます。特に騒音性難聴は早期に発見することが大切です。

肺機能検査

肺機能検査では、ノーズクリップで鼻をつまみ、マウスピースをくわえて息を吸ったり吐いたりすることで肺の機能を調べる検査です。標準値を下回る場合は、間質性肺疾患、肺線維症、呼吸筋の力が低下し、肺の容量が小さくなる病気、気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)などが疑われます。

子宮がん検査

子宮頸がんの検査は、子宮膣部のびらん面やその周囲の細胞を専用のブラシで採取して検査をします。子宮下部の管状部分が狭い方(未産婦の方、閉経後の方など)の場合は、器具を挿入する際個人差はありますが、多少痛みを感じることや少量の出血を伴う場合がありますが、多くは数日で収まります。

眼科診察

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眼科診察では、細隙灯顕微鏡( スリットランプ)などの機器を使用して目を検査することで、40~50代以上でかかりやすいとされる「白内障」や、日本人の失明原因の上位である「緑内障」「糖尿病性網膜症」や「動脈硬化」などの疾患を発見します。

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